タイ・バンコク駐在でやってよかったこと、やらなくてよかったこと。夫婦二人暮らしの子なし元駐在妻の本音

あさひ

本帰国して半年。トゥクトゥクが恋しい日々を送っている、元駐在妻のあさひです。この記事は、私のバンコク生活のふり返りコラムです。”こうすべき”ではなく、ひとりの体験談として読んでもらえたらうれしいです。

タイでの数年間を振り返って

夫のバンコク赴任に決まった時、正直なところ、何をしたらいいのか、わかりませんでした。
(結婚したばかりだったこともあり、仕事を辞めることは、すぐに決めました。)

「駐在妻ってみんな何してるんだろう?」
「せっかくタイに行くんだから、何か始めたほうがいいのかな」

そんなことをぐるぐる考えながら、調べれば調べるほど情報が増えて、逆に不安になっていた気がします。

タイ駐在同行に悩む女性

でも実際に、夫婦二人暮らしで生活してみて、平日も休日も、夜までタイを満喫できるんです。これ、かなりのメリットですよ^^(もちろん、毎日ではない。)

本帰国して、0歳児と暮らす今になって、そのありがたさを実感しています。

日本に戻ってきて落ち着いて振り返ってみると、「あれはやってよかったな」と思うこともあれば、「これは別にやらなくてもよかったな」と思うこともあります。

そして、「もう一度住めるなら、今度はこうしたいな」と思うことも。

ひとつ確かに言えるのは、タイ生活に「正解」はなかったということです。

タイ・バンコクの寺院

この記事では、これからバンコクで暮らし始める方や、来たばかりで少しソワソワしている方に向けて、私自身の体験をそのまま書いてみます。

ひとりの元駐在妻の振り返りとして、気楽に読んでもらえたらうれしいです。

タイ・バンコクならでは編|習い事や趣味

ムエタイ

ムエタイは、適度な運動が好きな私にぴったりでした。1回50分と短めなので、さっと体を動かしてスッキリできるのがよかったところ。通っていたのは「Fighting Lab Bangkok」です。

タイで体験してよかったこと「ムエタイ」

先生やスケジュールは変わっている可能性があるので、気になる方は最新情報をチェックしてみてください。ほかに、よく名前を聞くスクールとして「MIGAKU」もあります。

ジム名情報
ファイティングラボバンコク Fighting Lab BangkokMAP・HP・Instagram
MIGAKU ムエタイ×フィットネス ジムMAP・HP
あさひ

私がいた時は、ファイティングラボは初心者にも優しい、MIGAKUはガッツリ系運動したい方向けでした。

タイ料理を食べまくる

日本でのタイ料理レストランではあまり見かけなかった料理に出会えて、感動しました!

カオソーイやトムヤムラーメン、トムカーガイ、プーパッポンカリーが最高の出会いです。

油っこい料理も多いので、食べすぎには気をつけていましたが、本場の味をその土地に住んでいる間に味わえたのは、やっぱりよかったと思います。

カオソーイ。揚げ麺と鶏肉がのったタイ北部のカレーラーメン

こちらは、「カオソーイ」というカレースープのラーメンです!大好物になりました。

あさひ

トムカーガイは、ハマる人が多いです^^

タイ語を学ぶ

タイ語は、アソークのTLSでレベル2まで学びました。ここの学校を選んだ理由は「一番教室がきれいだったから」。……我ながら、なかなか自分らしい単純な理由(笑)。

でも、少し話せるようになるだけで簡単な日常会話ができて、タクシーの運転手さんや、買い物時の生活が楽になりました!

あさひ

タイ語検定を受けている友達もたくさんいました!!

トゥクトゥク乗りまくる

そしてトゥクトゥク。本当によく乗っていました。ちょっとした距離をサッと移動できて便利で、本帰国したいま、一番恋しいのは間違いなくトゥクトゥクです。

タイ・バンコクのトゥクトゥクサービス
あさひ

本帰国して、駅から家までの道のりで、心の中で何度呼んだことか(笑)

チャオプラヤー川ナイトクルーズ

家族がタイに遊びに来たときは、チャオプラヤー川のディナークルーズへ。おいしいタイ料理を食べながら、ライトアップされたワット・アルンを眺めた時間は、いまでもふと思い出す景色です。

ほかにも、象に乗ったり、国鉄を見に行ったり。「面白そう!」と思ったものを、その都度追いかけていたように思います。

象乗り体験・写真撮影

結婚式の前撮りのために、プーケットで象に乗って写真撮影をしました。

プロのカメラマンさんも素敵でしたが、直接象に乗れるのは、タイならですし、動物が大好きな私たちにはとても印象深い思い出になりました。

タイ・バンコク 子なし夫婦二人暮らし駐在妻のやってよかったこと、象乗り体験

ゾウの毛は、意外と硬くて、チクチク刺さって痛かったです(笑)それも思い出。

そして、口が開いている時、可愛いです!!

ちなみに、カメラマンさんは、Shimakazeさんです。日本人男性とアシスタントのタイ人の方が、おすすめのポーズやスポットなどを教えてくれたので、撮影が楽しかったです。

慣れない写真撮影は、とても疲れましたが、タイにいる間に撮影できてよかったです!

タイの近隣国やタイ国内を旅した

タイに住んでいると、日本から行くよりずっと近い国がたくさんあります。

私はラオス、スリランカ、ネパール、ベトナム、モルディブなどを旅しました。

タイ国内では、チェンマイ、プーケット、サメット島へ。チェンマイは女子旅でコムローイに行ったことが大きな思い出です。

プーケットはビーチが印象に残っています!

そして個人的に一番のんびりできたのが、サメット島。タイ料理もおいしくて、何もしない時間を心から楽しめた場所です。

タイ・バンコク 子なし夫婦二人暮らし駐在妻のやってよかったこと、国内旅行

日本人エリア以外も歩いてみた

バンコクというと、日本人が多く住むスクンビットエリアや、華やかなショッピングモールのイメージが強いかもしれません。

でも私は、サムヨットのような、少し地元感のあるエリアも好きでした。

私が好きな、黄色い建物は、いまでも癒されに行きたくなります。このエリアは、散歩にももちろん快適ですが、オシャレなカフェから、こじんまりしたカフェまで楽しめます。

日本人エリアは安心感があって便利。でも、気になった場所をふらっと歩いてみると、また違うバンコクの顔に出会えます。

お仕立てに挑戦した

お仕立ては、”タイの趣味といえば”の代表的なものでした。私は服選びが本当に苦手なので、体験せずに帰国する予定でしたが、たまたま、オシャレな子と友達になれまして、、、笑

その子の説得力が響いて、一緒に作ってもらうことになりました!日本に帰国しても着ていますし、妊娠がわかっていたので、子供と夫とのペアルックも作りました。

苦手意識があることは、詳しい友達とやるとめちゃくちゃ楽しい!!!!ということを改めて実感した体験です。

ライフスタイルや挑戦編

好きなカフェのことを発信してみた

私のバンコク生活を振り返ると、生活の中心だったのはカフェ巡りでした。
最初はずっと一人で楽しんでいました。

タイ生活2年経った頃、SNSやブログで、カフェのWi-Fiが繋がりやすいか、勉強や仕事がしやすいか、一人でも居心地がいいか……という、自分が実際に使うときに気になる視点でお店を紹介し始めました。

バンコクはSNSが伸びやすいと言われている中では、あまりフォロワーは増やせませんでしたが、これが自分の実力ということで(笑)、自分の限界を知れたので、悔いはないです!

でも、私にとって大きかったのは、数字そのものよりも、

「ほとんど発信をしていなかった自分が、こんなに発信するようになった」という変化です。

発信から「あさひちゃんの投稿のファンです、他の人の投稿とは別で惹かれます!!!」と声をかけてもらったことが何回かあり、それが本当にうれしかったのを覚えています!!
(声かけてくれた方、ありがとうございます!!!)

好きなことを好きなように書いていただけなのに、誰かに届いていたんだと(涙)
SNSが得意な人は、すぐにできる繋がりも、私はとても時間がかかりました。。。

発信を通じて、価値観の近い人とつながった

発信を続けていると、少しずつ人との繋がりも生まれて、インフルエンサーとして活動している方と知り合ったり、タイに来る前から見ていたYouTuberさんと、実際に遊ぶ仲になったり。

ただ、これは「すごい人と知り合えた」という話ではなくて、好きなことを発信していたら、同じようにカフェが好きな人、似た価値観を持つ人と自然につながれた、という感覚に近いです。

出会った方たちはみんな、自分なりの軸や考え方を持っていて、話すたびに刺激をもらいました。

「こういう生き方もあるんだ」と思える人に出会えたことは、バンコク生活の大きな財産です!

交流会や朝活コミュニティに参加して、出会いを増やした

実は、SNS上で友達を見つけることは、もともと苦手でした。DMを送るのも、自分として何か違和感を感じていたのと、初対面の1on1があまり得意ではありません。

そんな私に合っていたのが、リアルの交流会でした。一度に、何人もの人と知り合えるので、自分にはこちらのほうが気がラクだったんです。

とはいえ、最初はかなり気を遣っていて、終わった後にどっと疲れることもしょっちゅう(笑)。

朝活コミュニティにも所属して、駐在員の方やタイで起業している方など、日本ではなかなか出会えなかった人たちと知り合いました。

タイ・バンコク 子なし夫婦二人暮らし駐在妻のやってよかったこと交流会に参加

自分で0から何かをつくってきた人の話を聞いていると、「OL時代の私は、少し狭い世界で生きていたのかもしれないな。」と感じるようになりました。

いろいろな価値観に触れることで、自分の「当たり前」が少しずつほどけていく。そんな時間が大好きでした。

イベント企画:参加する側から、場を作る側への挑戦

交流会に参加する側だった私が、いつの間にか自分でも場を作るようになっていました。

バンコク在住の日本人向けに、ライティング系のグループコンサルを企画したことがあります。企画から集客、ワークショップまで担当して、告知後すぐに満席、キャンセル待ちが出るほどでした。

また、Webメディアの運営や、そのメディアからライターさんを増やすことに挑戦。

バンコクや日本のカフェやグルメ、作業スポットなどを紹介するWebメディアを企画・運営し、現地で暮らす日本人ライターさんたちと一緒に情報を発信していました。

ライターさんとの繋がりを広げながら、それぞれの得意分野や視点を活かして記事を作り、一人では届けられない情報を形にしていけたことが印象に残っています。

ここで伝えたいのは「イベントがうまくいった」という話でなく、、、、

いろいろ葛藤しながらも、「新しいことができるようになった!」とか「自分でも人が集まる場をつくれるんだ」と前よりも自分への信頼が上がり、自信をもてたこと。それが一番の収穫でした。

秘書時代から、人と人をつないだり、場の空気を整えたりするのは好きでしたし、得意だったかもしれませんが、それをバンコクで、自分の名前でいろいろなことに挑戦できたのは、とても貴重な経験だったなと思います。

タイでやらなくてよかったこと

ここからは「私には必要なかったな」と思うことです。

SNSを見続けること

タイにはとにかく魅力的な情報があふれています。

「このカフェ行ってみたい」
「このスイーツおいしそう」
「ここも素敵……!」

と眺めているうちに、気づけば30分経っていた、なんてこともよくありました。

タイ駐在が始まって半年ほど経ったころから、SNSを見る時間を決めるようにしました。

ただ、「情報を集める時間」と「実際にタイを楽しむ時間」は、別物だったんですよね。私自身、発信を通じてたくさんの出会いをもらったので、SNSにはとても感謝しています。

あさひ

友達は、インスタグラムのアイコンを消していました!見たい時だけ、ログインするので、手間がかかり、見なくなるというスタイルです(拍手)

タイ料理教室

タイ料理教室に通っている方も多いのですが、私は数回行って、続きませんでした。

そもそも料理がそこまで得意ではなく、タイのお菓子も実はそれほど得意ではなくて……。なので、「せっかくタイに住んでいるならタイ料理を習って、料理が好きになるかも〜!」と思い挑戦しましたが、

「タイにいるから」という理由だけで、無理に自分の好みに合わないことをしなくてもいいと振り返ってます。

あさひ

料理が好きな方にとっては素敵な体験だと思います!!^^

会う前から、人間関係を完璧に準備すること

最初にタイへ行くとき、私は「同じマンションの日本人の方や、これからできる友達にお土産を渡さなきゃ」と、準備していました。

ところが実際には、同じマンションでも、すぐに友達ができるわけではなく(笑)、お土産の出番も特にありませんでした。

秘書時代のクセで、つい先回りして準備してしまうんですよね。「まだ会ってもいない人との関係まで、完璧に準備しなくてもよかったな」と思いました。

これから赴任される方も、人間関係はきっと現地で自然にできていきます。スーツケースの空きスペースは、自分の好きなものに使っても大丈夫かと。

「タイにいるなら、全部楽しまなきゃ」と思うこと

タイには本当にたくさんの魅力があります。観光地も、グルメも、習いごとも、旅行先も。

でも、全部に行こうとすると、それだけで疲れてしまいます。私も最初は「せっかくだから」と焦っていた時期がありました。

振り返ってみると、よかったのは自分が本当に好きなこと、心地よいと思えることに時間を使えたこと。全部を制覇しなくても、私のタイ生活は十分に楽しかったです。

タイ・バンコク生活で、もっと早く知っておきたかったこと

ひとつだけ、「もっと早く気をつけておけばよかった」と思うのがPM2.5です。

バンコクでは時期によって空気が悪くなることがあり、私は実際に気管支炎になってしまったことがあります。その後、空気清浄機を購入しました。

あくまで私個人の体験ですが、これからバンコクで暮らす方は、空気の状態を気にかけておくと少し安心かもしれません。

もう一度タイに住むなら、やってみたいこと

最後は後悔ではなく、「もう一度行けるなら、こう過ごしてみたい」という野望です。笑

まだまだカフェを巡りたい

あれだけ通ったのに、バンコクのカフェは多すぎて、まだまだ行き足りません。タイのカフェは空間が広くて、のびのび過ごせるところが本当に好きでした。次に住むなら、まだ知らないエリアのカフェにも足をのばしてみたいです。

国鉄に乗ってみたい

国鉄は見に行ったものの、結局乗らずじまいでした。路線図を見るのが好きな私としては、ここは心残り。次こそは乗りたいと思っています。

タイの文化をじっくり学びたい

タイでは、目に入った「面白そう!」を追いかけるように過ごしていました。だからこそ、タイの文化そのものを腰を据えて学ぶ時間は、意外と少なかったんです。もう一度住むなら、文化を学びながら、日本との違いも味わいつつ暮らしてみたいです。

バンコクでタイの文化を学びたい写真

タイ人の友達をたくさんつくりたい

タイ人のお友達がほしいな〜とずっと思っていました。ある日、トゥクトゥクで乗り合わせていた同い年くらいのタイ人女性が話しかけてくれて、お友達になれました。会話は英語です。

彼女は学校の先生で、定期的に会い、仕事やプライベートの話をしました。

実はMeetupにも2回ほど参加したのですが、なぜか友達はできませんでした(笑)。次があれば、もっと積極的になって、タイ人の友達をもっと増やしたいです。

タイ生活に正解はない

「駐在妻なら○○をするもの」
「海外生活なら○○しないと」

そんな正解は、きっとありません^^タイの方の優しさや、日本食が手軽に食べられる安心感など、タイは暮らしやすいと感じることが多い国でした。一方で、合う・合わないはもちろん人それぞれな印象です。

そして、SNSが盛んなタイだからこそ、

「みんな楽しそう」
「私ももっと何かしなきゃ」

と、つい比べてしまうこともあります。私にもそういう時期があったり、なかったり。波がありました!笑

でも、誰かの過ごし方と同じである必要はなく、自分のペースや、自分が大切にしたいことを、ときどき見つめ直しながら過ごせばいいと思います!

数年暮らして、私が一番実感したのはそこでした。

これからタイ生活を始める人へ

もしいま、「タイに行ったら何をしよう」と少し焦っているなら、最初は何もしなくても大丈夫かと。笑

まずは生活に慣れること。スーパーの場所を覚えたり、移動手段に慣れたり、それだけでも十分すぎるくらいがんばっています。

誰かの「やるべきことリスト」で動くのではなく、

少し余裕が出てきたら、自分がちょっと気になるものを、ひとつだけ試してみる。

私の場合、それがカフェでした。好きなカフェを巡って、発信してみて、そこから人と出会って、コミュニティに参加して、いつの間にか自分でも場を作るようになっていました。

でも、最初からそんなふうに計画していたわけではありません。たまたま好きなものがあって、それを続けていたら、世界が少しずつ広がっていった。ただそれだけです。

タイだから何をするかより、自分が何をしている時が好きな自分になれるかを見つけること。

カフェでも、運動でも、散歩でも、なんでもいいと思います。今のあなたが「ちょっと気になる」と思えることを、ひとつだけ。

それから始まるタイ生活が、きっと素敵な日々を作ってくれます!!!

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